2021.09.02

【ウェビナー開催レポート】オウンドメディア改善とデジタルアセット管理のコツ伝授 〜次の時代のWebブランディングを考える〜

【ウェビナー開催レポート】オウンドメディア改善とデジタルアセット管理のコツ伝授 〜次の時代のWebブランディングを考える〜

企業のコミュニケーションツールとして欠かせないオウンドメディア。2020年9月17日に開催した本ウェビナーでは事例を交えながら、オウンドメディアを成功に導く為のブランディングのポイントと運用のコツをご紹介致しました。また、視聴者の皆様から頂きました質問に回答させて頂く形で、トークセッションを行いました。

<この記事を読んで頂きたい方>
・オウンドメディア × ブランディングを成功させたい方
・オウンドメディアの効果的な運用方法を模索中の方
・画像データ、動画データの共有に不便を感じている方
・デジタル資産周りの管理業務効率化をお考えの方

第一部 オウンドメディア上でのブランディングを高めるコツ

第一部 講師
コニカミノルタジャパン株式会社

マーケティングサービス事業部統括部 
荒井 勇輝(あらい ゆうき) 

上記部門にてセールスに従事
Webサイト構築、マーケティングオートメーション、リアルの展示会出展支援、データ分析に基づくデータマーケティングを担当

ブランディングはイメージの共通化

今回は講師である荒井氏自身の経験をもとに、オウンドメディアを成功に導くために必要な要素を、
1.ブランディングの役割、2.オウンドメディア上でのブランディングのポイント
という二つのトピックに焦点を当てて、ご紹介をさせて頂きました。 

1.ブランディングとは
「自社が相手(ユーザ)に持ってもらいたいイメージ」と「相手(ユーザ)が実際に持っているイメージ」を企業努力により一致させていく作業の事です。牛丼チェーンの「すき家」を例として挙げながら説明させて頂きました。

2.オウンドメディア上でのブランディングのポイント
一般消費者との接点が少ないBtoB企業でありながら、質の高いコンテンツを展開している企業​を例に説明させて頂きました。

<オウンドメディアの特徴>
・自社でコントロールが可能(自分達で文脈を作る事が出来る)
・意思を持ったユーザ向けである事から、高いSEO効果が期待出来る
・持続的且つ長期的なコミュニケーションを行うことが出来る
・SNSと親和性が高い(流入・シェアが期待できる)

荒井氏によるとオウンドメディアによる効果は大きく2つあります。
・文脈づくりを徹底した他社との差別化
・継続的なコミュニケーションを行うことによるファン化

ではどのようにしたら、その効果を生むことが出来るのか?成功のポイントは2つあります。

・「どういうメディアにしていくのか」という設計の段階から「ユーザ中心」を心掛ける
→オウンドメディアの特徴として、閲覧(検索)するタイミングはユーザ主導となる為、ユーザ(ターゲット)に合わせたタイミングと文脈が必要

・クリエイティブ(特に画像)は「どう見られたいか?」を意識して一貫性を保つ
→システムによって使える画像類を限定したり、クリエイティブに関するガイドラインを設定することも一案(コニカミノルタを例に説明)

第一部の荒井氏からは一貫して「消費者の立場に立った時、そのイメージが伝わってくるか?」という、常に消費者の目線に立ち設計することの大切さをお話させて頂きました。

第二部 ブランディングを陰から支えるデジタルアセット管理

第二部 講師
コニカミノルタマーケティングサービス株式会社

セールスチーム マネージャー 業務DXコンサルタント 
羽田 貴明(はねだ たかあき)

明治大学卒業後、大手システムインテグレータに営業職として従事。その後、プラント輸出の専門商社でプロジェクトマネージャーを歴任後、コニカミノルタマーケティングサービス(KMMS)に参画。販促支援プラットフォーム「Go Works」のセールス、及びプロモーションに携わり、マーケターの業務改革を実現すべく活動中。

ブランディング推進の基盤にも使えるデジタルアセット管理ツール

ブランディングに欠かせない実作業として、画像データや動画データなどの素材管理があげられます。顧客とのWeb上でのタッチポイントが増えている昨今、デジタルアセット管理は全社的な統一を含めて重要な要素となっています。ブランディングにおけるデータ管理の重要性が増す一方で、データ管理にまつわるお困りごとを最近よく耳に致します。

<よく聞くお困りごとの一例>
・共有、公開すべきデータをデスクトップやクローズドなサーバーで保管​
・動画データは重くて、簡単に共有できない
・専用ソフトがないと見れないデータが多く都度担当へ依頼
・ファイルの名称での検索には限界がある
・サイト運用、EC運用においては解像度を落としたデータが必須
・契約期間が終わったタレントの画像を無断使用​
・旧版のデータが管理できておらず誤使用

そこで、当日は弊社のデジタルアセット管理ツールのデモを交えながら、よく聞くお困りごとの解決策をご紹介をさせて頂きました。

デジタルアセット管理ツールの活用方法は様々で、​ある機械メーカー様では社内でのメンテナンス動画共有ツールとしてお使い頂いていたり、​コニカミノルタの広報部では、グループ会社が制作したデザインに対しての最終CIチェック​(ブランドチェック)ツールとして使っていたりと、ただ単にデータを置いておくだけの​ファイルサーバーにはない、Go Presaの機能特徴を生かした使い方もご提案可能です。​

第三部 Q&A/トークセッション


Q.1「なぜオウンドメディアに効果が見られるのか!?」by 食品メーカー 広報様

荒井氏
オウンドメディアは自社でコントロールできるためです。明確にメッセージを伝えれることが最大の強みの一つです。何から始めれば良いかに関しましては、大前提として自社や自社のブランドをどう見てもらいたいのか、その文脈を明確にすることです。


Q.2「幅広い情報発信orターゲット/内容絞って展開!?」by アパレルメーカー 経営企画様、映像制作会社 ご担当者様

荒井氏
ターゲットは絞った方が良いです。広くすると誰にも届かないメッセージとなってしまいやすいです。絞り方は色々な方法がありますが、シンプルなのは購入軸で製品を実際に使用する人より購入されるお客様をターゲットに考えるのが良いと思います。


Q.3「独自ドメインorコーポレートサイト配下!?」by 広告代理店 制作部様

荒井氏
メディアの方向性にもよりますが、自社の色合いを強める場合はコーポレートサイト配下。企業の色合いを消して、消費者に寄り添うようなサイトの場合は独自ドメインをおすすめします。メディア方針に沿ったドメインを設定するのが適切だと思います。


Q.4「静的ページで更新orすべてCMSで管理!?」by 広告代理店 制作部様、Webページ制作会社様

荒井氏
各ページによって高いデザイン性を求める必要がある色合いのメディアなのか、中身に重きが置かれるメディアなのかによって分かれます。前者であればコストはかかるが静的ページが向いており、後者であればテンプレート化で運用のコストを抑えることの出来るCMS管理が向いております。


Q5.「事業部単位でサイトを個別に立ち上げて運用。会社としての一貫性に欠ける。企業の縦割り文化が根強い。突破口は!?」by機械メーカー 営業様

荒井氏
事業部単位でサイトを立ち上げること自体は非ではないです。製品やサービスとコーポレートのバランス感が大事で、ブランドヒエラルキーの優先順位をどうするかの議論を行うことから検討することをおすすめします。


Q6.「Go PresaはCMSやPIMとの連携も可能でしょうか?」 byリアルタイム視聴者様

羽田
CMSやPIMとも連携可能ですので、ぜひご相談頂ければと思います。


Q.7「自社が見られたいイメージと相手が実際に持っているイメージ、その差を知る方法は!?」byリアルタイム視聴者様

荒井氏
代表的なものは調査会社に依頼する方法があります。その他の方法はSNSを使って分析する方法です。例えば、コニカミノルタというブランドがどういう文脈で呟かれているのかを読み解きます。ポジティブに発言されるときはどんな文脈なのか、ネガティブに発言されるときはどんな文脈なのかといったところから、見られているイメージを浮き彫りにすることができます。SNS分析は調査ツールを上手く活用すると、分析も容易です。

最後までお読み頂き有難うございました。オウンドメディアやデジタルアセット管理にご興味がございましたら、ぜひお気軽にご連絡くださいませ!

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