2026年09月29日

【プレスリリース】採用に関する実態調査2026「応募が来ない」×「辞めていく」採用が順調でない企業の二重苦が浮き彫りに
~「応募が来ない」企業51.3%、採用費・工数増やしても成果に格差~

【プレスリリース】採用に関する実態調査2026「応募が来ない」×「辞めていく」採用が順調でない企業の二重苦が浮き彫りに<br>~「応募が来ない」企業51.3%、採用費・工数増やしても成果に格差~

「人に寄りそう合理化で、世界をもっと自由に、もっとゆたかに。」をビジョンに、日本のビジネス界の生産性向上に取り組むゴウリカ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岡本 賢祐、以下ゴウリカ)は、従業員数100人以上の企業で人事部に所属し、直近1年間に10人以上の中途採用を実施した正社員300名を対象に、「採用に関する実態調査」を実施しました。

調査の結果、採用が順調な企業と非順調な企業の間で、費用・工数の増加率にはほとんど差がないにもかかわらず、応募の獲得から採用後の定着まで、採用成果には大きな格差が生じている実態が明らかになりました。

■ 調査結果のサマリー

中途採用にかかる費用が直近3年間で「増えた」割合は、順調企業で76.2%、非順調企業で80.0%(差は3.8 pt)。工数も順調企業66.0%、非順調企業70.0%(差は4.0 pt)となり、量的な投入だけでは採用成果の差は決まらない実態が判明した。

採用活動で困っていることとして「応募人数が少ない」と回答した割合は、非順調企業(51.3%)が順調企業(21.8%)を29.5ポイント大きく上回った。「採用後の定着に不安がある」(53.8%)も高く、入口から定着まで多段階で課題を抱える。

中途採用人数が増えている理由として、非順調企業では「離職者が増えているため」(50.0%)が最多となり、順調企業(28.4%)を21.6ポイント上回った。

費用面の課題では、非順調企業で「求人広告の掲載媒体や数を増やさなければ採用できない」(36.3%)が高い一方、順調企業では「ダイレクトリクルーティングにかかる費用が増加」(32.0%)するなど、費用を投じる領域に違いが見られた。

採用活動に対する経営層の理解について、非順調企業の32.5%が「得られていない」と回答(順調企業は5.4%)。非順調企業では「採用できない責任を人事部門に求められる」(40.0%)といった孤立化・悪循環の構造が見られる。

■ 調査結果の詳細

1. 費用も工数も「同じように増えている」、差はわずか3.8ポイント

中途採用にかかる費用が直近3年間で「増えた」と回答した割合は、順調企業で76.2%、非順調企業で80.0%となり、その差は3.8ポイントでした。社内工数についても、順調企業66.0%、非順調企業70.0%と、その差は4.0ポイントにとどまりました。採用の順調・非順調にかかわらず、多くの企業で費用・工数ともに増加しているものの、成果には大きな格差が生じており、投入量以外の要因が影響している可能性が示唆されます。

2. 非順調企業の51.3%が「応募人数が少ない」

採用活動で困っていることを尋ねたところ、「応募人数が少ない」と回答した割合は、非順調企業で51.3%となり、順調企業の21.8%を29.5ポイント上回りました。さらに、「採用後の定着に不安がある」も非順調企業53.8%に対し順調企業34.0%(19.8ポイント差)となり、非順調企業では応募者の獲得から採用後の定着まで各段階で課題を抱えています。

3. 非順調企業の「離職者増加」50.0%

中途採用人数が増えている理由を見ると、「離職者が増えているため」と回答した割合は、非順調企業で50.0%となり、順調企業の28.4%を21.6ポイント上回りました。一方、順調企業では「新しい職種・業務が増えたため」(33.9%)や「定年退職者が増えているため」(30.3%)が高く、採用を増やす背景そのものに顕著な違いが見られます。

4. 「求人広告を増やすしかない」非順調企業36.3%、順調企業との差15.2ポイント

費用面の課題では、「求人広告の掲載媒体や掲載数を増やさなければ採用できない」が非順調企業で36.3%となり、順調企業の21.1%を15.2ポイント上回りました。一方、「ダイレクトリクルーティングにかかる費用が増えている」は順調企業が32.0%と非順調企業(25.0%)を上回り、採用状況によって費用を投じている領域に違いがあることが分かりました。

5. 経営層の理解、非順調企業の32.5%が「得られていない」(順調企業5.4%)

採用活動に対する経営層の理解について、「得られていないと思う」と回答した割合は、非順調企業で32.5%となり、順調企業の5.4%を27.1ポイント上回りました。理由として非順調企業では「採用できないことの責任を人事部門に求められる」(40.0%)や「求める人材に対して給与・待遇の設定が市場水準より低い」(36.4%)が高く、採用の責任が人事部門に集中する悪循環が浮かび上がりました。

■ 調査結果に関する代表コメント

ゴウリカ株式会社 代表取締役 岡本 賢祐

本調査から、採用が順調な企業とそうでない企業では、費用や工数の「量」だけでなく、その「使い方」や「経営層の関わり方」にも違いがあることが見えてきました。

非順調企業では、「応募人数が少ない」「離職者が増えている」といった課題に加え、「採用できないことの責任を人事部門に求められる」という回答も順調企業を上回っています。また、「求人広告の掲載媒体や掲載数を増やさなければ採用できない」という回答も多く、採用が難しくなるほど、目の前の欠員を埋めるための対応に追われている状況がうかがえます。

一方、順調企業では、ダイレクトリクルーティングなど「質」への投資が目立ち、定年退職のような予測可能な人員減少を理由とする採用も非順調企業を上回っています。こうした結果を見ると、採用を単に「人が足りなくなったら補充する業務」と捉えるのではなく、どのような人材が必要なのか、そのためにどの採用手法を選び、どこに費用や工数をかけるのかまで含めて設計することが重要だと考えています。

採用は、人事部門だけが努力すれば解決できる問題ではありません。経営層と人事部門が採用市場の現状や自社の課題を共有し、採用を「経営課題」として捉え直す必要があります。

本調査が示す通り、採用の成否を分けるのは「いくらかけるか」ではなく「どこにかけるか」「経営層がどう関わるか」です。人事部門が目の前の欠員補充に追われる構造を変え、人材戦略や組織づくりに時間を使える状態をつくること。それが持続的な採用力の強化につながると考えています。

【アンケート概要】

【ゴウリカ株式会社について】

会社名:ゴウリカ株式会社
東京本社:東京都渋谷区渋谷1-10-9 MIYAMASU TOWER
関西支社:大阪府大阪市北区大深町6番38号グラングリーン大阪北館JAM BASE 8階
名古屋支社:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2番32号 STATION Ai 内
代表者名:岡本 賢祐
資本金:100百万円
備考:2023年6月にフェムトパートナーズの支援を受けてMBOを実施し、コニカミノルタグループから独立
https://gourica.co.jp/

【事業内容】

マーケティング、DX、人事領域における人手不足や生産性向上といった企業課題に対し、課題分析から改善策の設計・実装・運用までを包括的に支援します。

■ 調査レポートのダウンロード

本調査結果の詳細レポートは、以下のURLよりダウンロードいただけます。

【詳細資料ダウンロード】

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