コスト削減と作業効率向上を実現
スケジュール可視化により他部場との連携もスムーズに

旭化成ファーマ株式会社 様

旭化成ファーマ株式会社 様

医薬営業本部 医薬学術支援部 部長
浦谷 一平様 (写真左)

医薬営業本部 医薬学術支援部 製品資材グループ 課長
長澤 義司様 (写真右)

※ 役職等表記は取材当時

製薬業界における資材制作のDX化は
新しいチャレンジだった

医薬営業本部 医薬学術支援部 製品資材グループ課長
長澤 様

入社後の大半を医薬品営業職(MR)として過ごし、3年前より現職にて資材の制作・管理を担当しています。多岐に渡る業務に取り組む中で、新たな知識やスキルを意欲的に学んでいるところです。
現在の担当業務は、主力製品テリボンの資材制作です。MRが使いやすい資材の用意に関して、効率性を高めることが直近の課題でした。また、デジタルマーケティング業務や他部場の資材業務の巻き取りを促進し、グループでの制作を進めたいと考えていました。

「Magonote」「Go Works」を知った経緯や、導入を決めた理由をお聞かせください 

そうでしたね。インタビューやコスト診断を受けたことで、変革の必要性を意識しました。当初は、印刷の購買業務のみを依頼する話でした。
しかし、弊社の「外製化」の考えから制作ディレクションまで含めた外注、システムリプレイスなどスコープの拡大へとつながりました。経営サイドから「業務のノンコアな部分はすべて任せよう」という判断が出てきたことも理由のひとつです。

Magonoteを導入した際の社内の反応、効果はいかがでしたか?

そうですね。資材の審査* 等に関しても、特に問題はありませんでした。書類を見る審査が効率化され、楽になりました。ディレクションいただくことで、変更点に関してもコメントがしっかり入る形になり、ウエルカムな雰囲気を感じます。審査を担当する他の部場にもいい影響を与えている可能性はあると思います。

弊社のような外部委託先と業務改革を進めるうえでは、一般的に「よそ者は受け付けません」という姿勢が、改革のボトルネックになるケースがあります。
製品資材グループの他の方々にとって「急にGOURICA(当時:コニカミノルタマーケティングサービス)が入ってきた」ことによる戸惑いはなかったのでしょうか?

めっちゃありましたよ (笑) 。

医薬営業本部 医薬学術支援部 部長
浦谷 様

業界の特性や社内の運用ルールのOJTなど苦労された点はありますか?

そうですね。ただ、これはうちの課題でもありました。
エンドポイントの何月何日に合わせてガントチャートを引くことが本来の姿です。エンドポイントを指定すれば、GOURICAさんにも考えていただけるのですが、指定をしてこなかったのが現状です。

これまでは、製品部から「このタイミングでこの施策を打てば、これだけ売れる」という話があっても、スケジュールを見る習慣がないため、感覚的に「スケジュール的に無理」が当たり前でした。

ある意味、製品部の方々が優しかったのかなと思います。適切な資材準備ができず、後ろ倒しになれば機会損失となり、製品部にとってはモヤモヤが溜まりますよね。案件管理ツールの導入により、資材完成の時期が明確になり、製品部との関係も改善したと思います。

Magonoteを導入したメリットを教えてください

当社にお任せいただくことにより可能となった新たな取り組み、製品資材グループとしての成果を教えてください

Go Worksを導入した感想を教えてください

*Go Works:ゴウリカマーケティングが提供する販促資材のデータ・在庫管理システム

使い方や進捗など最低限の問い合わせはありましたが、システムが止まってしまうような、致命的な不具合はなかったと記憶しています。

表示については、今後、現場から要望が出てくると思います。我々主導ではなく、現場にとって便利な仕組みを、現場と一緒に作っていきたいですね。

生産コストを抑えつつ業務効率は向上、
部場を横断したコスト・リソースの把握により
新たな施策に躊躇なく取り組める体制の構築に成功

Magonote導入後、業務以外の効果はありますか?

一番大きな効果はコストです。今まで私たちの制作委託先は、代理店だけでした。今は、渡邊さんが印刷会社での修正改訂を積極的に取り入れてくれています。これは、かなり大きいプラスだと思います。

ゴウリカマーケティング:

ありがとうございます。基本的には、我々を介して制作会社様や印刷会社様とのやりとりを行うことが多く、我々から貴社のご担当者に価格等に関するリコメンデーションをお伝えし、明確なご判断をいただけていると思っています。

渡邊さんの段階でかなり案件ごとに適した発注の方向性を決めて進めていただけるし、案件ごとの重要度や難易度によって、柔軟にご判断いただいていると感じます。

他社に弊社サービスを提案するなら?

「管理する業務が減る」「考えなくてはいけないことが減る」ですね。さらに生産コストも減り、業務効率も高まりますから、やらないでどうするのと伝えたいです。
別の部場の例ですが「予算がないから作らない」という発想になることがあります。しかし、私たちはMRが「要る」と言えば、予算がなくても資材を作らなければいけないのです。
年間の必要部数が考えられない、人員が割けず試算する余裕もないといった状態でも、GOURICAさんにお願いすれば、最適なコストで予算内に収めてくれます。

ゴウリカマーケティング:

ポイントをしっかりと端的にまとめていただき、ありがとうございます(笑)!実際、コスト削減に繋がり、可処分予算が増えたということでしょうか。

写真左より
ゴウリカマーケティング株式会社 松本・渡邊
旭化成ファーマ株式会社 長澤様・浦谷様
ゴウリカマーケティング株式会社 齋藤・市川

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