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制作物プロセスを見える化。業務BPOによってスケジュール適正化、大幅な残業減を実現。
株式会社タダノ 様
マーケティング部 市場開発グループマネジャー
越智 雄悟様(写真右)
弊社担当スペシャリスト
鍔本 朝子(写真左)
株式会社タダノ様のご紹介
インフラや街づくりに欠かせない建設用クレーンを主力とし、車両積載型クレーン、高所作業車などを製造・販売する機械メーカー。1955年に国内初の油圧式トラッククレーンを開発、現在は建設用クレーンの分野で国内トップシェアを誇る。日本・ドイツ・アメリカに生産拠点を持つグローバル企業。1948年創業、香川県高松市に本社を置く。
インタビュイー
株式会社タダノ
マーケティング部 市場開発グループマネジャー
越智 雄悟 様
市場開発グループ(広報宣伝)と、商品企画グループ(製品開発)で構成されるタダノ様のマーケティング部。市場開発グループでは製品PR、広告について営業部だけでなく、海外代理店や子会社への説明資料など、ステークホルダー全方位に向けてのコミュニケーションプランの企画、制作実行までを請け負う。
導入で変わったこと
導入前にお困りだったこと
・業務のブラックボックス化が原因で、スケジュール遅延や施策実施の人的リソース不足が顕在化していた
・印刷発注先が固定されておりコストが高止まりしていた
導入により改善されたこと
・業務内容の整理により、計画通りのスケジュールを最小工数で回せるようになった
・残業が大幅減少、スタッフへの仕事の納得感も醸成された
・提案書通りの印刷コスト削減を実現
Magonoteの導入経緯
株式会社タダノ様の概要
中長期計画として、海外事業比率を国内マーケットを維持しながら現在の55%から80%まで引き挙げる目標を掲げています。日本含め全世界の販売網に向けて製品情報を的確に、また現地の方たちにフィットするように届けなければいけない。そのための資料やカタログ・仕様書の供給以外にも、世界的な広告宣伝、製品納入事例のプレスリリース発信などで各国のマーケティング支援を行っています。
Magonoteを知ったきっかけ
前体制の部長がCMOサミット※に参加してKMMS(コニカミノルタマーケティングサービス)担当者をご紹介いただきました。CMOサミットの後すぐに導入することを決めてコンタクトさせていただいたように記憶しています。
※日本を代表する企業のCMO(Chief Marketing Officer)が集うカンファレンス
どのような課題をお持ちでしたか?
当時、制作物の中でも印刷は3社に発注していました。ただそれが高いのか安いのか比較もできていないような状況でしたので、そこに経験豊富なスペシャリスト※をアサインできますとご提案いただいて、ご協力いただくことを前提に協議を進めました。
※Magonoteの常駐スタッフ
コスト効果を期待されて導入を決められたのですね。
副次的に提案いただいていた、業務を綺麗に見える化します、という点にも非常に惹かれました。
担当者任せになっていた業務内容を整理して、中でも定型業務の改善箇所をこちらが理解できる形で提示していただきました。今は本当に色んなことがクリアになってきていると思っています。
Magonote導入前の業務上でのお困りごと
具体的にどういった状況でしたか?
弊社には3つ大きな製品群があるのですが、すべての製品群をケアできておらず、スケジュールも遅れがちでした。さらに業務が属人化しているために、周りの人がどこをサポートしていいかわからない状態でした。
社内でどういった対応をされていましたか?
制作業務の見直しは、社内では実施していませんでした。
というのも当時、制作物は特殊な仕事だと認識していて、みんながその仕事を知ることが会社にとって効率的ではないという考え方をしていました。
Magonote導入後の変化
具体的な効果をお聞かせください
属人的なものと割り切っていた制作物業務を御社(KMMS)に入っていただいて、専門的な知識がいる部分と、そうでない部分とに分けていただきました。コアになるエリア以外はスペシャリストにお願いすればいいということで、業務が誰でも出来るようになりました。
また業務を見える化していただいたことで、進行も遅れることが全くなく、かつ誰でもサポートができるように変化しました。
さらに御社に業務サポートに入っていただいたことで、やらなくてはいけない仕事に集中できるようになりましたし、実際、総残業時間数はかなり減っています。
サービス進捗が見えるマネジメント層への報告会
特に今の部長からは、クオーターで実施いただいているレビュー報告会が非常にわかりやすいというフィードバックがあります。
実務を細かく知らない部長クラスにとっては、数字で結果を出してくれたり、リストで残項目を出してくれたりなど、御社のレポートが非常に管理者層に理解しやすいと感じます。
業務の妥当性を評価できるようになった
あとは、残業してもいいかどうかの判断がつきやすくなりました。「何をやっていて残業するの?」みたいなコミュニケーションが減りました。
ジョブを明確化したことで、社員自身も自分の仕事に納得感が出ているんじゃないかと思いますね。
バックオフィスの存在
スペシャリストの鍔本さんには、業務をしっかりやっていただいていますが、バックオフィスのサポートがある点も非常に信頼感がありますね。私たち使う側から見たら、非常にいいサービスだなと思っています。
Magonoteのサービスを知ったときどう思われましたか?
コスト削減について
過去の印刷物と比較して感じたのは、これまでが過剰品質だったということ。KMMSにお任せして、まず論理的によくなるためのやり方を示していただいて、その方向でやってみたら、品質を保ちながらすごくリーズナブルになったのは、良かったと思います。
スタッフが常駐する点についてはいかがでしょうか?
このビジネスモデルはいいなあと思いました。最初の入り込むハードル高いと思うんですね。ただ、いったん入ると内部を知っていただいて、手が回らない所を横で見ながら改善提案いただけるので、こちらとしては非常に助かっています。
予算やリソースの関係で実現できず「ごめんなさい」という時もあるんですが、弊社の状況を理解してくれて、再提案をしてくれる。本当の仲間として同僚として相談できているのが、ものすごくこのサービスのいいところかなと。私は大好きです。
Magonoteは期待に応えられていますか?
スペシャリストの鍔本さんにご努力いただいている結果ですが、リモートでのサポートからスタートでしたが、何の心配もする事なくそっと溶け込んでいただいて、皆コニカの鍔本さんというよりは、同僚の鍔本さんという形で思った以上のいい関係で業務が進んでいると思います。
いろんな経験をされている社外の方が身近にいらっしゃることで、今までにない新鮮なアイデアをいただけます。そこが面白く、また実績のある改善が図れています。
今後のMagonoteへの期待をお聞かせいただけますか?
現在の社長(氏家俊明CEO)が就任してから、新しい物事に取組む文化がさらに加速したと感じています。そのタイミングでMagonoteに出会って、我々のグループからすると改革の旗印のような位置づけにしています。
あらゆるものを可視化することに抵抗がなくなった効果も副次的に生まれていますので、御社の強みを生かしてもっともっとご提案してほしいと思います。
担当者のコメント
株式会社タダノ様には2021年5月よりMagonoteサービスを導入いただいております。
導入直後から販促物の製造管理・コスト削減だけに限らないご相談をたくさんいただき、現在サポート領域を広げる取り組みに着手しております。「同僚の鍔本さん」はスペシャリストにとって何よりの誉め言葉です。タダノの皆様がとても好意的に受け入れてくださり、お声がけいただいたお陰だと思っております。
今後もタダノの皆様がコア業務に集中いただけるよう、業務巻取りや業務プロセス改善に邁進していきたいと考えております。