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販促マーケターの業務・オペレーション 効率改善を実感!
株式会社ニューバランスジャパン 様
DTC&マーケティング ディレクター 鈴木 健 氏
顧客目線で考える、販促物のあるべき姿
導入前にお困りだったこと
- 近年で商品展開が幅広くなり、販促活動が煩雑になっていた
- 人員を増やすことも簡単にはできず、販促活動がチームに負担がかかっていた
- その販促活動を効果的かつ効率的に解消することが直近の課題だった
導入後に改善されたこと
- コスト効率、業務・オペレーションを改善できた
- Magonoteはスペシャリストが介在することによりフレキシブルに動けるため、突発的な対応もできる
- 単なる印刷のスペシャリストではなく、マーケティング機能の一部となっている
まず初めにニューバランスジャパン様内における鈴木様の部署、役割およびミッションをお教え下さい。
ニューバランスのマーケティング部門を統括しています。
当部門は、製品をメインとしたマーケティング活動をするうえで2つの軸がありまして、ひとつはニューバランスというブランド全体の認知を向上させる中長期的な戦略立案と実行。もうひとつは、製品は直営店だけでなくディストリビューションで売っていただくので、アカウント軸で販売促進を支援しています。各シーズン、商品を売るためにアカウントごとでどういった販売促進をするのがベストかを考え、販促活動を実施しています。
“トップ3のグローバルアスレチックブランド”を目指す
我々は、“トップ3のグローバルアスレチックブランド”を目指しています。
現在スニーカーブランドとしてのポジションは押さえていますけども、スポーツブランドとしてのポジションはまだ広がっていく可能性があると考えていて、アスレチックブランド、スポーツブランドとしての足場を固めていくというのが長期的な視点です。
人は簡単に増やせない。一方で拡大する流通と販路。
歴史的にニューバランスでは、靴流通に強い製品の展開をしていました。
けれども、「アスレチックブランドを目指す」となるとスポーツ流通まで販路が広がってきました。そうなるとシューズだけではなく、アパレルを含むトータルな商品群を店頭で展開することになります。
近年で商品展開が幅広くなったこともあるし、アカウントや流通先も幅が広がってきたので、販促活動も煩雑になってしまいました。 急に人を増やすわけにもいかず、販促活動はチームに負担がかかっていたので、それをどう効果的かつ効率的に解消するかが直近の課題でした。
“magonote”導入後の変化
1コスト削減だけでなく、業務・オペレーションの効率改善を実感!
最初はかなり楽観的に、「コスト削減ができるんであれば良し」という感じで導入してみたんですけども、コスト削減そのものよりも、スペシャリストとして社内のチームの一員として動いていただけること自体が良かった。
単純なコスト効率だけではない、チームの一員としてのチームワークや、業務の解決方法に対するオペレーションの改善なんかが非常に大きいなと感じています。
2手間のかかる製作プロセスが整理でき、印刷クオリティもアップ
導入当時は各担当にそれぞれの役割があるなかで、販促物も作らなければいけない状態でした。
販促物って時間と手間がかかるプロセスなので、印刷会社も1社よりは複数社に依頼したほうが、複数の人間が動けるので良いという感じでした。
でも実際は、複数社に依頼するということは、見積もりもそれぞれの基準があったり、得手不得手が分かれたりしてしまうので、手間だけでなくクオリティコントロールが大変です。
担当者は印刷のエキスパートではないので、実際にどのあたりの業務効率を改善できるのかとか、担当者レベルでは考えません。
そこも含めて全体を整理していただいて、印刷のプロフェッショナルとしてコニカミノルタマーケティングサービス社さんの知識と考え方が、単純に見積もりを安くするというだけではなくて、全体の印刷物のクオリティを上げてくれたと思っています。
“magonote”は期待に応えられているか
3スペシャリスト”人”が介在することで、フレキシブルな対応が実現できている
コスト効率 + 業務改善と、あとスペシャリスト。
スペシャリストという“人”が介しているということは基本的にフレキシブルな対応ができたり、もともとスコープになかった突発的なことに対応できたりとかもありますし、それによってあらためて作業効率そのものを見直すといったこともできるので、その点は非常に助かっています。
スペシャリストが窓口になって、プロデューサー的に外部のヘッドを動かしていくという形。
こちらの要望が増えてくると逆にスペシャリスト側もサプライのコントロールというかパートナーコントロールとかをするようになってきているので、そういうところが単純に入り口としてのスペシャリストではなく、もうちょっと突っ込んだところの、我々のマーケティング機能の一部となっているのではないかなと思います。
“magonote”に期待していきたいこと
4 “ノウハウの広がり”と“エコシステム設計”を可視化
煩雑な部分を整理していただくとか、業務効率を上げていただくという面ではもちろん役に立っているんですけど、これから進化しようとするとなると、販促物のエコシステムそのものを見直さないといけないかなと思っています。
今は制作製造のアセスメントをしていただいていますけど、「本当に効果的なものを作るには何が必要なのか」という知見とか。
それはスペシャリストが軸になったプロジェクト業務でも良いと思うんですけど、今後ノウハウの広がりがあると良いのかなと思いますね。
販促物は我々メーカー側のサービスというよりは、流通サイドのニーズに寄って作っているので、ある意味でmagonoteのサービスは、流通サイドに寄り添っていったほうが本当はメリットがあるんじゃないかと思っています。
販促物のエコシステムで言うと、紙ベースの印刷物を作っていくよりは、流通とパートナーシップを組んだりして、彼らの支援の無駄にならないような仕組みづくりとか。
それはもしかしたら紙じゃなくてデジタルスクリーンとかになるかもしれないんですけど、デリバリーされた販促物の仕組みや効率を上げるだけではなくて、販促物自体のエコシステム設計ができるようになると良いんじゃないかと思います。
もしかしたら、“流通サイドと一緒になって販促の枠組みを作っていく”、みたいなことかもしれないな、という気はしますね。
サービス担当者の感想・コメント
magonote導入を、弊社史上最速で決めてくださった鈴木様。2017年3月の導入以来、かれこれ3年近いお付き合いをさせて頂いています。
コスト削減もさることながら、スペシャリスト+バックオフィス=”人”による業務巻取りに効果を感じて頂いていることが、継続的なサービス利用につながっているのではと感じています。
鈴木さんのおっしゃる「本当に効果のある販促とは?」これは我々の課題でもあります。
流通・小売りを巻き込んだ、新しいオフラインマーケティングの枠組み作りの必要性を改めて感じると同時に、実現に向けて引き続きニューバランス様のBTL領域を支援して参ります。