マーケティングリサーチ会社から厳選した6社を紹介!リサーチの手法も解説
マーケティングリサーチ会社によって、調査方法や得意とする手法はそれぞれ異なります。この記事では、マーケティングリサーチ会社の概要や調査方法の種類、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。厳選したマーケティングリサーチ会社も紹介しますので、マーケティングリサーチ会社を選ぶ参考にしてください。店舗内のマーケティングリサーチに興味がある方はこちらからどうぞ。
Contents
マーケティングリサーチ会社とはどんな会社か
マーケティングリサーチ会社は、市場の動きや消費者の満足度などの調査を業務として行う企業です。クライアントは市場調査により、マーケティング戦略の課題が解決できます。
マーケティングリサーチ会社が行う業務内容とは
マーケティングリサーチ会社は、クライアントに代わって消費者ニーズや好み、業界の動きや他社とのイメージの違いなどを調査・分析する業務を担います。調査する場合は、調査員を派遣したり、グループインタビューを開催したりしてヒアリングを行います。調査に適した回答数や質問などの考案も、マーケティングリサーチ会社の業務の1つです。調査結果をもとに、課題と目的を整理します。
マーケティングリサーチの2つの手法とは
マーケティングリサーチの手法には、定量調査、定性調査の2つがあります。それぞれ詳しく解説します。
1.定量調査
数や量、割合など明確に数字で表せる結果を表示する調査が、定量調査です。選択式のアンケートや会場調査が、定量調査に当たります。集計した数値は統計学をもとに分析を行い、グラフや表などで表します。
2.定性調査
定性調査は、検査対象者が選択肢にたどり着いた経緯や原因を調査する、数値化できないデータを集計する方法です。調査対象者の行動に至った理由や心理を把握すれば、潜在的ニーズがわかり解釈やヒントが得られます。
定量調査のメリット・デメリットとは
量や数字など、分析結果が数値で表せる定量調査のメリット、デメリットを解説します。
1.メリット
定量調査は調査結果が量や割合など数値化されるため、第三者に対しても説得力のある結果を表示できるメリットがあります。また、統計学的な側面があり、予測や検証の確からしさも高まります。調査を手軽に行えるので、多くの回答を短期間で集計できるメリットもあります。
2.デメリット
定量調査は、設問や選択肢の内容によって、調査結果に違いがでるデメリットがあります。設問の難易度により、理想とする回答を得られない点もデメリットの1つです。また、集計したデータを正しく理解し、分析するための専門的知識も求められます。
定性調査のメリット・デメリットとは
行動や心理など、数値化できない定性調査のメリット、デメリットをそれぞれ解説します。
1.メリット
定性調査のメリットは、消費者や世間の意見を直接聞ける点です。数値化できない行動や感情の分析により、数値だけではたどり着けないアイデアや戦略につながるヒントを得られます。
2.デメリット
消費者の行動や感情を調査する定性調査は、回答を大量に集計できないため、全体の把握には不向きです。また、対象者や設問の設定により、回答が異なる点もデメリットの1つです。
安心して依頼できる大手リサーチ会社6選
大手のマーケティングリサーチ会社のなかで、安心して調査・分析を依頼できる企業を6社紹介します。
1.株式会社マクロミル
株式会社マクロミルは、1,000万人以上のモニターによるアンケートを実施できる、モニターリサーチに定評がある企業です。インターネット調査のほか、会場調査や、モニターと企業のグループインタビューなども行います。調査企画や分析にも対応しています。
株式会社マクロミルの企業情報
- 企業所在地:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 11F
- 電話番号:03-6716-0700
2.株式会社インテージ
株式会社インテージは、60年以上にわたり、リサーチを実施しているマーケティングリサーチの先駆者ともいえる企業です。約1,250万人のモニターによるオンライン調査では、48時間以内の納品が可能です。インターネットや会場調査のほか、海外での調査にも対応しています。
株式会社インテージの企業情報
- 企業所在地:東京都千代田区神田練塀町3 インテージ秋葉原ビル
- 電話番号:03-5294-0111
3.楽天インサイト株式会社
楽天インサイト株式会社は、インターネットリサーチや、デジタルマーケティングのPDCA支援等を提供している企業です。業界最大規模の220万人程度のパネルを保有しており、多くのリサーチデータを収集可能です。
楽天インサイト株式会社の企業情報
- 企業所在地:東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス
- 電話番号:0120-944-907
4.株式会社アスマーク
株式会社アスマークは、定量調査、定性調査問わず、市場調査に強みをもつ企業です。グループインタビューや会場調査、ホームユーステストなど、目的にあわせたリサーチメニューをオーダーメイドで提供します。モニターリクルートの実績があり、条件にあったモニターの抽出が可能です。
株式会社アスマークの企業情報
- 企業所在地:東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F
- 電話番号:03-5468-5101
5.株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシーでは、消費者理解や市場分析、商品やサービス開発、コミュニケーション・企業戦略など多岐にわたる調査を行う企業です。インターネットリサーチや、消費者のアイトラッキング、タブレットリサーチ等、分析手法も多く保有しています。定性調査から定量調査まで、マーケティングリサーチについて、適した調査方法を提供可能です。
株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシーの企業情報
- 企業所在地:東京都渋谷区宇田川町13-11 KN渋谷1ビル 6階
- 電話番号:03-3496-0131
6.ゴウリカマーケティング株式会社
ゴウリカマーケティング株式会社は、販促物の企画から制作、施策の効果検証までワンストップでマーケティング施策を支援する企業です。自社の課題に対して、本当に有効な施策は何か調査して、ファクトベースで提案します。
マーケティング戦略を見直し、ノンコア業務を外注してコア業務に集中できる環境をつくります。また、データ活用による施策の決定や、データサイエンティストに力を借りたい場合も安心して依頼できる企業です。
ゴウリカマーケティング株式会社の企業情報
- 企業所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-9 TQ茅場町
- 電話番号:03-5614-0129
「Go Insight」がマーケティングリサーチに有効な理由
Go Insightは行動データに基づいた、最適な売り場・売り方を調査します。リアル店舗の天井カメラ画像、ショッパー属性分析、商品接触の調査、棚前での行動をデータとして収集して、分析改善を行います。
ECサイトで当たり前にしている行動分析を、リアル店舗においても行動解析することで、ID-POSだけではわからないデータ分析・活用を実施します。メーカー様と流通、小売様までショッパーに向かい合った売り場づくりを行う手助けをします。
まとめ
マーケティングリサーチ会社は、ユーザーの行動や顧客満足度などを調査、分析する企業です。マーケティングの手法は、分析結果を数値化できる定量調査と、行動や経緯など数値化できないデータを分析する定性調査に分けられます。
Go Insightでは、リアル店舗でID-POSだけではわからないショッパー行動解析を科学的に解析します。まずは、お気軽にお問い合わせください。